色や艶の選択ができる、外壁塗装の塗料選び

住宅の外壁塗装は十数年にわたり美しい外観を保つために欠かせないメンテナンス作業です。また、塗装工事の中で色選びは一番楽しい工程です。しかし、仕上がりの色が気に入らなければ、次の塗替えまで我慢しなければなりません。このような後悔を避けるために色選びはもちろん、希望する塗料の耐久性や性能のバランスを考えて検討することが重要です。 

納得のいく塗料選びをするためのステップ

  1. 1.希望の耐久性に合ったグレードの塗料を選ぶ

塗料の耐久性は主にフッ素、シリコン、ラジカルなどの成分によって異なります。塗料のグレードは塗装金額にも影響するため、塗替えサイクルなどを考慮しながら、使用する塗料のグレードを選びましょう。

  • 2.色味を選ぶ

外壁の色は、住まいの印象を大きく左右します。近隣との調和や個人の好みに合った色味を選ぶことが、満足度を高めるポイントです。色見本やカラーシミュレーションを使って色決めをしましょう。

  • 3.艶有、艶無を選ぶ

艶有りと艶無し、どちらが良いかは個人の好みによりますが、注意が必要です。塗料によっては、艶有り・無しの選択ができない場合もあります。適切な塗料を選ぶことで、理想の外観を実現できます。

*ワンポイントアドバイス

外壁塗装では必ずしも色を付けなければならないわけではありません。素材を活かしたクリアー塗装があり、木材やレンガなど、素材そのものの美しさを引き立てたい場合には、クリアー塗装が選択肢となります。素材の質感や風合いを損なわずに、自然な仕上がりを実現できます。 

まとめ

塗替え工事における塗料選びは、色の選定だけでなく、塗料の性能や耐久性も併せて検討することが欠かせません。また雰囲気をより理想に近づけたい場合は、艶の有り無しで調整することもできます。外壁塗装は家の寿命を延ばし、美しさをキープするために欠かせない作業です。色選びだけでなく、慎重に塗料の選定を行い、理想の外観を実現しましょう。