本日は、京都府亀岡市現場の目地シーリング工事についてご紹介いたします♪
塗装工事において特に重要なのが下地処理です。
塗装面の高圧洗浄や外壁のシーリング処理およびクラック補修、鉄部などのケレン処理(錆落とし)がこれに当たります。
高圧洗浄が不十分だと下地の汚れから塗料が浮いて剥離につながり、シーリング処理やクラック補修を疎かにするとひび割れから塗膜が切れることになります😰
下地処理の有無は塗装後では分からないこともあるため、見積段階でしっかりと説明してくれる業者選びが大切です。
皆さまの塗装工事の参考にしていただけると幸いです(*^-^*)
【目地シーリング打ち替え】
(1) 既存シーリング撤去
はじめに古いシーリング材を撤去します。
今回は打ち替え工法で行っていますが、シーリング材の傷みが小さい場合は上から被せる増し打ち工法もあります😎
(2) マスキング/プライマー塗布
新たに打つシーリング材が壁に付着しないようマスキングテープを貼ります。
その後、シーリング材とサイディングの密着を良くするためのプライマー(接着剤)を塗布します。
(3) 新規シーリング充填
下準備が済めばいよいよシーリング材を充填していきます😄
今回使用するのは変性シリコンシーラント(NBタイプ)になります。
お客様には聞きなれない名前ですが、シリコンはシーリングのグレードで変性は上から塗装ができるタイプのものと思っていただければ大丈夫です♪
NBとはノンブリードの略で塗装することで発生するブリード汚染(変色や黒ずみ)を抑えたシーリング材ということです。
パッケージも似ているのでDIYをされる際は間違えないよう注意しましょう😌
(4) 目地均し
充填後は乾く前にヘラで綺麗に均します。
このとき厚みが薄かったり隙間ができないよう注意して作業します。
(5) 打ち替え完了
均した後はマスキングテープを慎重に剥がせば打ち替え完了です♪
同じ要領で横目地やサッシ周りも打ち替えしました。
換気フードや外部設備の周りは傷つけるといけないので、切らずに増し打ちにて施工しました👍
あとは窓や扉などの養生をして全ての下準備が完了です。
如何だったでしょうか?
一見塗るのがメインの塗装工事ですが、実はこのような下地処理によって仕上がりの綺麗さや耐久年数が変わってきます。
このような地味な作業をどれだけ丁寧にするかが腕の見せ所でもあるため、これからも一つひとつ真心を込めて施工していきます😌
今回はアドバイザーの小林がご紹介いたしました。
また次回お会いいたしましょう。