現在、多くの外壁として使用されている外壁材はサイディング壁だと言われています。サイディング壁にも種類があり、その中でもよく使用されているのは“窯業系サイディング”になります。今回はサイディング壁についてそれぞれ種類をご紹介していきます。
サイディング壁の種類
・窯業系サイディング
窯業系サイディングは、日本で広く使われている主要な外壁材です。セメントと繊維質を組み合わせ、高温で焼成されることで、耐火性や耐衝撃性が高まります。さまざまな形状に成形し、焼き固めることができるため、レンガ調やタイル調など多彩なデザインが可能です。また、他の外壁材に比べて初期費用が手頃であり、導入しやすい特徴もあります。
・金属性サイディング
スタイリッシュな外観を実現できる外壁材の一つです。金属サイディングの主な利点は窯業系サイディングの約1/4、モルタルの約1/10程度の軽さを持っているという点です。建物の重量を抑えることで、耐震性を向上させることができます。
・木製サイディング
木製サイディングは、木材に塗装を施して作られており、価格は高めですが木の温もりを感じることができます。断熱性が高い一方で、木材の特性から吸水性が高く、定期的なメンテナンスが欠かせません。
・樹脂系サイディング
アメリカで一般的なサイディングであり、日本ではまだあまり普及していないのが実情です。樹脂系サイディングはシーリングを必要とせずに施工できるため、耐久性が高いのが特徴です。
サイディング壁は沢山の種類があり、それぞれどんな外壁材か分かって頂けましたか?今回はサイディング壁の種類についてお話ししました。