外壁塗装に使用する塗料には、1液型と2液型という種類のものがあります。
「それって何なの?」と思われる方も沢山いらっしゃるでしょう。今回はそれぞれの特徴について詳しく解説します。
- 1液型とは
1液型の塗料は、塗る直前に特別な準備や混合が必要ない、単一の成分から成る塗料です。外壁塗装以外ではDIYの塗料で使用されることがあります。
使いやすさ: 準備や混合作業が不要であり、塗料の取り扱いが簡単です。
臭いが少ない:1液型は、揮発性の有機化合物(VOC)を含まないため、臭いが少ないです。
乾燥が早い: 1液型塗料は乾燥が早く、塗装作業後の素早い収納や再利用が可能です。
② 2液型とは
2液型の塗料は、塗る前に2つの異なる成分を混合して使用します。一般的には塗料と硬化剤がセットになっており、塗料に硬化剤を混ぜて使用することができます。
2液型の特徴
高い耐久性: 化学的な硬化反応により、耐候性や耐摩耗性が高く、長期間にわたって保護を提供します。
硬化までの時間が長い: 2液型塗料は乾燥までの時間が長いことが特徴的です。
特殊な用途に適している: 高い耐久性や化学的特性を持つため、特殊な用途や厳しい環境条件下での使用に適しています。
外壁塗装の1液型と2液型の塗料は、それぞれの特性に応じて適切な用途や状況に選択されます。1液型は手軽さと臭いの少なさが魅力であり、2液型は高い耐久性と硬化特性が求められる場面で活躍します。今回は1液型・2液型の特徴についてご紹介しました。次回は1液型のメリットからご紹介していきます。