今回は、外部で使われている木部の塗装についてご紹介いたします♪
木部(破風板、鼻隠し、軒天、ウッドデッキ、玄関ドアなど)は、紫外線・雨・湿気・乾燥などの影響を直接受けやすく、劣化が早い素材です。
そのため、定期的な塗装によって木材を保護することが非常に重要です。
■ 木部塗装の目的
① 保護:雨・湿気・紫外線から木材を守り、腐食・変色・割れ・反りを防ぐ
② 美観維持:色あせやシミを隠し、建物全体の見た目を美しく保つ
③ 耐久性向上:塗膜により、木部の寿命が延びる。特に外部木部では未塗装だと早期に腐ることも
④ 防虫効果:シロアリや木材腐朽菌の侵入を防ぐ効果のある塗料を使うことで被害を予防できる
■ 施工の様子
今回は、木部用オイルステインの「キシラデコール」を使用しました。
この塗料は、木材に染み込んで保護する浸透型塗料であり、木目を活かした自然な仕上がりになるのが特徴です。
又、防腐・防虫・防カビ効果により、腐朽菌・シロアリ・カビなどから木材を保護してくれます。
木の風合いを生かした塗装が可能ですが、浸透型塗料のため、一般的な外壁塗料と比べると耐久性に劣ります。
一般的な外壁塗料は、木材に塗装すると剝がれやすかったり、木の伸縮により割れる場合があります。
どちらもメリット・デメリットがあるため、なにを重視するかで選んでいただくのが一番かと思います。
当店ではキシラデコールの塗料カタログや色見本なども取り揃えておりますので、気になった方はお気軽にご連絡ください🤗
今回はアドバイザーの伊藤がご紹介いたしました。
また次回お会いいたしましょう。