ベランダ防水は、建物を雨水から守り、劣化や雨漏りを防ぐために不可欠な工事です。
🛡️ なぜベランダ防水が必要なのか?
1. 雨漏り防止
ベランダは屋外にあるため、雨風・紫外線に常にさらされています。
防水層が劣化すると、コンクリートのひび割れなどから雨水が侵入し、室内への雨漏りが発生します。
2. 建物の寿命を延ばす
防水がしっかりしていれば、コンクリートや下地材(合板・鋼材など)を水から守ることができ、
建物の劣化を遅らせて長寿命化につながります。
3. カビやシロアリの予防
雨水の浸入による湿気は、カビの繁殖や木材腐朽、シロアリ被害の原因になります。
結果的に室内の空気環境悪化や大規模修繕のリスクが高まります。
4. 美観の維持
ひび割れ・汚れ・剥がれのないベランダは、見た目の清潔感を保つだけでなく、
資産価値の維持にもつながります。
🎯 FRPトップコート塗装について
紫外線からの保護:FRP防水層は紫外線に弱く、トップコートがないと劣化が早まります。
防水層の延命:摩耗・汚れ・劣化から防水層を守り、10年以上の寿命を保ちます。
美観の維持:色褪せやひび割れを防ぎ、見た目をきれいに保ちます。
🔧 トップコート塗装の工程
(1) 清掃・下地処理
汚れ・ゴミ・旧塗膜の劣化部分を取り除きます。
(2) 目荒らし(ケレン処理)
塗料の密着性を高めるため、表面に細かく傷を付ける作業。
表面に付着物があると剥離の原因になるため、皮漉きなどで忘れずに除去します。
(3) アセトン拭き(脱脂処理)
表面に油分が残っていると密着不良を起こすため、アセトンで拭き取ります。
有機溶剤のため取り扱いには注意が必要です。
(4) プライマー塗布
FRP防水用の専用プライマーで下塗りを行います。
室外機がある場合は、架台の下も忘れずに塗布します。
(5) トップコート塗布
FRP防水用のトップコート材を土間・立上りに塗布し、防水層を紫外線や雨風から保護します。
塗りムラが出ないようローラーや刷毛で均一に塗布します。
塗装後は土間全体に光沢が出て、車の撥水加工のように雨水が玉弾きします。
水捌けが良くなる一方、雨上がりは非常に滑りやすいため、転倒にはくれぐれもご注意ください。
今回はアドバイザーの小林がご紹介いたしました。
また次回お会いいたしましょう。
お見積り・劣化診断等、全て無料で行っておりますので、是非お気軽にご利用ください。
また、お塗り替えをご検討中の皆様、お知り合いとご一緒に塗装工事をご検討中の皆様にもお得なキャンペーンをご用意しております。
どうぞ気軽にお問合せください。
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