本日は、施工現場の附帯部塗装についてご紹介いたします♪
「附帯部塗装」とは、建物の主要な外壁や屋根以外の細かい部分の塗装を指します。
外壁塗装や屋根塗装工事と一緒に行われることが多く、見た目の美しさを保つだけでなく、素材を保護し長持ちさせる重要な役割があります。
✅ 附帯部塗装の目的
① 劣化の進行を防ぐ(防水・防錆)
-
破風板・鼻隠し・雨樋などは雨風や紫外線の影響を受けやすく、劣化が進みやすい部位です。
-
金属部分は塗膜が剥がれるとすぐにサビが発生し、穴あきや腐食につながる可能性があります。
-
木部は塗装が劣化すると吸水しやすくなり、腐食やカビが生じやすくなります。
② 美観の維持・建物の印象アップ
-
附帯部が色あせたりサビていたりすると、どんなに外壁がきれいでも建物全体が古く見える原因になります。
-
色の統一感や艶感を保つためにも、外壁塗装と同時に塗るのがベストです。
③ 補修コストの抑制
-
劣化を放置すると、交換工事が必要になり費用がかさむこともあります(例:雨樋の破損や木部の腐食)
-
数万円程度の塗装で済むはずが、放置して数十万円の補修になるケースもあります。
④ 建物全体の耐久性を高める
-
附帯部は屋根や外壁を支える補助的な役割を果たしていることが多く、その劣化は建物本体にも影響します。
-
例えば破風板の腐食は屋根材の浮きや雨漏りにつながることもあります。
⑤ 外壁塗装と同時に行うことで効率的
-
足場を組む必要があるため、外壁・屋根と同時に塗装することで足場代(15~25万円前後)を節約できます。
-
別々に行うと工期も費用も増えるため、メンテナンスはまとめて行うのが合理的です。
🟨 実際の施工例
如何だったでしょうか?
設備を長持ちさせるためにも附帯部塗装は大切な工程の一つです。
塗装費用も外壁や屋根と比べるとかなり安価のため、セットで塗装することを強く推奨いたします😌
今回はアドバイザーの伊藤がご紹介いたしました。
また次回お会いいたしましょう。