今回は、倉庫や工場などによく見られる折半屋根の塗装についてご紹介いたします♪
🏗 折半屋根とは?
軽量鉄骨や鋼板を波状・山形に折り曲げて成形された屋根材で、工場・倉庫・プレハブ建物などによく使用される金属屋根です。
※鋼板製のため、防錆(サビ対策)や防水のための塗装メンテナンスが重要です。
⚠️ 工事の際の注意点
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サビが重度の場合は補修や板金交換が必要
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屋根の勾配により安全対策が重要(落下防止)
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旧塗膜が劣化している場合、下地処理が最も重要
🧭 塗装周期の目安
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約 10年ごと が目安(環境や塗料により変動)
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退色・チョーキング(粉吹き)・サビの発生が見られたら塗り替え時期
🎨 折半屋根の塗装工程
(1) ケレン処理
サンドペーパーや電動工具でサビ・旧塗膜を削り落とし、塗装ができる下地を作る作業です。
これを疎かにすると、せっかく塗装しても短期間で剥がれの原因になります😢
(2) 錆止め塗布
下地の密着性向上や錆の再発を防ぐために、エポキシ系の防錆プライマーを塗布します。
錆止めには通常タイプと遮熱タイプの二種類があります。
熱が籠りやすい構造の場合は、遮熱塗料の使用を強くオススメいたします🌞
(3) 上塗り塗装
遮熱性・防水性・耐候性を持つ塗料を塗布します。
一般的にはシリコン・ラジカル・フッ素などの塗料がよく使用され、塗料のグレードによって耐久性や遮熱性が異なります。
当店ではコストパフォーマンスの面でラジカル塗料が一番よく使用されています🤗
如何だったでしょうか?
折半屋根に限らず金属屋根は経年劣化によって腐食が発生します。
放置すると腐食箇所から穴が開き、漏水や骨組み自体の腐食につながります。
そのような状態になると大規模な修繕が必要になるため、手遅れになる前に早めのメンテナンスを推奨いたします😌
今回はアドバイザーの小林がご紹介いたしました。
また次回お会いいたしましょう。