昨日に引き続き、施工現場のベランダ防水についてご紹介いたします♪
今回は、ウレタン防水材の塗布から施工完了までの工程になります😌
◆ ウレタン塗膜防水
(1) ウレタン防水材塗布
「ウレタン防水材の塗布」は、防水工事の最も重要な工程の一つで、防水性能の決定要因になります。
立ち上がりを先に塗装し、次いで平場(床面)を塗装します。
塗装の際に薄すぎると漏水、厚すぎると乾燥不良やひび割れの原因になるため、膜厚に注意しながら塗装していきます。
塗装後は一面がプールのような仕上がりになります😊
乾燥には一晩くらいの時間が必要で、乾燥が不十分な状態で歩くと型が残るため注意が必要です。
(2) トップコート材塗布
「ウレタン防水 トップコート」は、防水層の最後に行う仕上げ工程で、耐久性・美観・紫外線対策に欠かせない重要な作業です。
ウレタン防水材そのものは紫外線に弱く、長期間放置すると劣化するため、トップコートでカバーします。
🧪 トップコートの目的
紫外線対策:防水層の劣化を防ぐ(ウレタンは紫外線で変色・硬化劣化)
摩耗防止:歩行・風雨・汚れなどから防水層を保護
美観維持:着色により外観をきれいに保つ(グレー、ライトグレーなど)
※トップコート材に骨材チップを入れることで転倒しにくいノンスリップ仕上げにすることも可能です👍
汚れにくさや安全性などを考慮し、お好みで選択していただけます。
如何だったでしょうか?
ウレタン塗膜防水は、防水工事の中でも最もポピュラーな工法の一つです。
比較的安価で、様々な形のベランダに使用できるため非常にオススメです🌟
今回はアドバイザーの小林がご紹介いたしました。
また次回お会いいたしましょう。