本日は、外壁塗装を行う際の下地補修についてご紹介いたします♪
今回はモルタル壁についてですが、サイディング壁の下地補修についても後日ご紹介する予定です😊
モルタル壁の下地補修には、劣化の種類や範囲、目的によってさまざまな補修方法・材料があります。
以下に主な下地補修の種類をわかりやすく解説します。
【モルタル壁の主な下地補修方法・種類】
① クラック補修(ひび割れ補修)
幅0.3mm以下のヘアークラックなど細かいひび割れ補修:シーリング材充填や微弾性フィラー擦り込みで処理
② Vカット工法
幅0.3mm以上のクラックに対し、表面を削って樹脂を注入:エポキシ樹脂やポリマーセメントで処理
③ Uカットシーリング工法
クラックをU字状に掘り、プライマーとシーリング材を充填:ポリウレタン系や変成シリコン系のシーリング材で処理
④ 欠損補修
モルタルが欠けたり、はがれて下地が露出している場合の補修:樹脂モルタルやポリマーセメントモルタルで処理
⑤ 左官補修
広範囲の劣化や施工不良により、全体的にモルタルを塗り直す:セメントモルタルやポリマーセメントモルタルで処理
一般的な戸建で発生する下地補修を簡単にまとめました🤗
上記以外にもタイル貼りの建物であれば、タイルの浮きや欠落などの補修もあります。
塗装工事では使用する塗料に目が行きがちですが、実際には目に見えにくい下地処理の方が重要です。
どれだけ良い塗料を使っても下地処理が疎かでは長持ちさせることは難しいです😥
塗装工事をされる際は、今回のようなところにも目を向けていただけると幸いです。
今回はアドバイザーの小林がご紹介いたしました。
また次回お会いいたしましょう。