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安すぎる見積書の裏に潜むリスクとは?

住宅の外壁塗装を検討する際、多くの方が複数の業者から見積もりを取り、価格を比較します。

しかし、極端に安い見積もりには注意が必要です。

外壁塗装は、住まいを長持ちさせるための大切な工事。適切な施工がなされないと、かえって家の寿命を縮めてしまうリスクがあります。

この記事では、「安すぎる見積もり」に潜む危険と、信頼できる業者を選ぶためのポイントをわかりやすく解説していきます。

 

外壁塗装における「安すぎる見積もり」の実態

外壁塗装の費用には、足場設置、高圧洗浄、下地処理、塗料代、人件費など、さまざまなコストが含まれています。

それなのに極端に安い場合、次のような問題が潜んでいるかもしれません。

  • 安価で低品質な塗料の使用
  • 必要な工程を省略
  • 外壁面積を正確に測らない
  • 経験の浅い職人による施工
  • 後から追加費用を請求する営業手法

これらはいずれも塗装の品質や耐久性に直接影響を与えるものです。

安さに惹かれて安易に契約すると、結果的に大きな損失を招くこともあるため注意しましょう。

 

外壁塗装の安い見積もりに潜む7つの危険信号

1. 安価で低品質な塗料の使用

外壁塗装で使用する塗料には、

アクリル、ウレタン、シリコン、ラジカル、フッ素、無機など様々な種類があり、それぞれ価格も耐久年数も異なります。

例えば、安い見積もりでは、シリコン、フッ素塗料の中でもグレードが低く、耐久性の低い塗料が使われることが少なくありません。

耐久年数が低いということは、塗り替えのサイクルが早まり、長期的に見るとコストパフォーマンスが高くなる可能性があります。

耐久性が低ければ塗り替えの頻度が増え、結果的に費用負担が大きくなります。

さらに、防水性、防カビ性、耐候性といった機能面でも問題が出る可能性があるため要注意です。

 

2. 必要な工程を省略

本来、外壁塗装は次のような流れで行われます。

  1. 足場の設置
  2. 高圧洗浄による洗浄
  3. 外壁の劣化部分の補修
  4. 下地処理(ケレン、シーリングなど)
  5. 下塗り
  6. 中塗り
  7. 上塗り
  8. 付帯部分の塗装
  9. 足場の撤去と清掃

安い業者では、これらの一部工程を省くケースがあります。

特に、下地処理や下塗りを省略すると、塗装の密着性が低下し、早期に剥がれやすくなります。

また、外壁の劣化部分を適切に補修せずに塗装すると、見た目は一時的に良くなっても、後々トラブルに発展する恐れもあります。

 

3. 外壁面積を正確に測らない

現場調査の際、外壁数量を計らず、目視でおおよその数量を出す業者も要注意です。

ひどい業者だと実際の施工面積よりも小さく評価して安い金額を提示し、

工事着工後に「実際の面積が想定より大きかった」として追加費用を請求するケースがあります。

適正な見積もりでは、現地調査を行い、正確な施工面積を測定した上で金額を算出するはずです。

そのため、見積もりを比較する際は、各業者がどのように施工面積を計算しているのかを確認することが重要です。

正確な面積測定に基づいた見積もりであれば、後から大幅な金額変更が発生する可能性は低くなります。

 

4. 経験の浅い職人による施工

外壁塗装の質は、使用する塗料だけでなく、施工する職人の技術にも大きく左右されます。

安い見積もりの場合、経験の浅い職人や、日給の安い臨時雇用の作業員が施工を担当することがあります。

塗装作業は、下地処理の丁寧さや塗料の適切な塗布量、天候に応じた現場管理など、多くの専門知識と経験が必要です。

経験の浅い職人による施工は、塗装ムラや密着不良などの問題を引き起こす可能性が高くなります。

 

5. 後から追加費用を請求する営業手法

初めは安い金額で顧客を引き込み、工事が始まってから「想定以上に劣化が進んでいた」「この部分は見積もりに含まれていない」などの理由をつけて、追加費用を請求する悪質な営業手法が存在します。

このような手法は消費者トラブルの原因となっています。安い見積もりを提示された場合は、どの範囲の工事が含まれているのか、どのような場合に追加費用が発生するのかを明確に確認することが必要です。

 

6. 保証内容の不備

外壁塗装には、施工後の保証が付くことが一般的です。

しかし、安い見積もりでは、保証期間が極端に短かったり、保証内容が限定的だったりすることがあります。

保証書には、保証期間、保証範囲、免責事項などが明確に記載されています。

保証内容があいまいな場合は、将来的なトラブルの原因となる可能性があります。

 

7. 会社の信頼性や実績の不足

創業間もない会社や実績の少ない会社が、無理な価格で受注していることもあります。

施工後に倒産してしまえば、保証も受けられなくなってしまいます。

施工実績や口コミ、会社の安定性もチェックしておきましょう。

 

 

安心できる外壁塗装業者を選ぶための5つのポイント

では、安心して依頼できる外壁塗装業者を選ぶためには、どのようなポイントに注目すればよいのでしょうか。

以下に重要なチェックポイントをご紹介します。

 

1. 見積もり内容が明確か

信頼できる業者は、見積書の内容を明確に示します。塗装する範囲、使用する塗料の種類、各工程の内容、足場代、諸経費など、全ての項目が詳細に記載されているかを確認しましょう。

「一式」という表記だけで具体的な内訳がない見積書や、異常に安い項目がある見積書は要注意です。不明な点があれば、遠慮なく質問し、納得できる説明を受けることが大切です。

 

2. 使用する塗料が明記されているか

塗料の種類と品質は、外壁塗装の耐久性に直結します。単に「シリコン塗料を使用」と言われても、シリコン塗料の中にも様々なグレードがあります。メーカー名や商品名を具体的に確認し、その塗料の特性や耐久年数について説明を受けましょう。

長期的な視点で考えると、多少価格が高くても耐久性の高い塗料を選ぶ方が、塗り替えサイクルが延びるため、トータルコストを抑えられることがあります。

 

3. 現地調査が丁寧でヒアリングもしっかりしているか

信頼できる業者は、見積もり前に丁寧な現地調査を行い、住宅の状態や劣化具合を詳しく確認します。

また、お客様の要望や予算についても詳細にヒアリングし、最適な提案をしてくれるはずです。

現地調査なしで電話だけで見積もりを出したり、十分なヒアリングなしに一方的な提案をしたりする業者は避けるべきでしょう。

お客様の状況に合わせたオーダーメイドの提案ができる業者が理想的です。

 

5. 保証内容が明確か

外壁塗装後の保証内容も業者選びの重要なポイントです。

保証期間、保証対象となる不具合の範囲、保証を受けるための条件などが明確に示されているかを確認しましょう。

また、インターネットの口コミサイトや、知人の紹介など、第三者の評価も参考にすると良いでしょう。

 

まとめ

外壁塗装は住宅を守るための重要な工事です。

安さだけを追求すると、品質の低下や追加費用の発生など、様々なリスクが生じる可能性があります。

適正な価格で質の高い施工を実現するためには、以下のポイントを意識しましょう。

  • 複数の業者から見積もりを取り、相場を把握しましょう
  • 見積書の内容を詳細に確認し、不明点は質問しましょう
  • 使用する塗料の品質と耐久性をチェックしましょう
  • 保証内容を確認しましょう

 

外壁塗装は10年に一度程度の大きな買い物です。目先の安さに惑わされず、長期的な視点で業者選びを行うことが、結果的にはコストパフォーマンスの高い選択につながります。

適切な価格で信頼できる業者に依頼し、大切なお住宅を守りましょう。

ぜひこの記事を参考に、安心できる外壁塗装工事を実現してください!

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