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色選びに役立つ外壁材の知識

外壁の塗り替えを考えるとき、色選びは楽しみであると同時に、悩みのタネでもあります。特に、「同じ色を使ったはずなのに、なんだか思っていたのと違う」という声は意外と多いものです。

 

その原因のひとつが、「外壁材の違いによる色の見え方の変化」です。色は、ただ塗るだけではなく、「どの素材の上に塗るか」によって印象が大きく変わります。今回は、色選びに役立つ外壁材の基礎知識をわかりやすくご紹介します。

 

外壁塗装の色選びは、家の印象を大きく変える重要な要素です。

▶【失敗しない外壁塗装の色選び:プロが教える最適カラーの選び方】で、納得のいくカラー選定をするためのコツを学んでください。

 

色の見え方は「素材の質感」で変わる

色そのものは変わらなくても、外壁の材質や表面の凹凸、光の反射具合によって、私たちの目に映る色は変化します。

 

光沢のある素材は明るく見える

例えば、ツルツルとした質感の外壁は、光をよく反射するため、同じ色でも明るく鮮やかに見える傾向があります。逆に、マットな素材では光の反射が抑えられるため、落ち着いたトーンに見えることが多いです。

→明るめの色を選ぶときには、ツヤありの仕上げだと「予想以上に派手に見える」こともあるため注意が必要です。

 

代表的な外壁材と色の特徴

外壁材にはいくつかの種類があります。それぞれの特徴を理解しておくと、色の選び方にも活かすことができます。

 

サイディング(窯業系)

日本の住宅で最も多く使われているのが窯業系サイディングです。表面に凹凸や模様があるものが多く、塗る色によって立体感や陰影が出やすくなります。

→明るい色は凹凸による陰影でメリハリがつきやすく、柔らかい印象に。濃い色は陰影が目立ちにくくなり、フラットで引き締まった印象になります。

 

モルタル壁

左官職人が手作業で仕上げるモルタル外壁は、表面がざらざらしていて、質感のある仕上がりになります。重厚感や落ち着きを出したいときに向いています。

→同じグレーでも、モルタル壁に塗るとやや暗く沈んだ印象になりやすいため、少し明るめを選ぶのがポイントです。

 

金属サイディング

近年、モダンな住宅で増えてきているのがガルバリウム鋼板などの金属系サイディングです。シャープな印象で、黒やネイビーとの相性が良く、スタイリッシュに仕上がります。

→金属素材は光沢があるため、色が強く出る傾向があります。派手に見えすぎないように、トーンを落とした色や、艶を抑えた仕上げが人気です。

 

外壁材の種類によって、モノトーンカラーの印象も大きく変わります。

▶【モノトーン系の外壁色を使用する際のメリットと注意点】も参考にしてください。

 

素材によって「汚れの目立ち方」も違う

色選びでは、「汚れが目立ちにくいかどうか」も気になるポイントです。実は、これも外壁材の質感や構造によって左右されます。

  • ツルツルした外壁は、雨水で汚れが流れ落ちやすく、比較的きれいな状態を保てます。
  • ザラザラした外壁は、細かいホコリや排気ガスが入り込みやすく、色によっては汚れが目立つことも。

 

素材の「質感」と「色の相性」を意識しよう

素材の持つ表情や雰囲気に合った色を選ぶことも、外観全体のバランスを整えるうえで大切です。

  • ナチュラルな木目調サイディングには、ベージュやライトブラウンなど、やわらかい色味がよく合います。
  • 直線的な金属サイディングには、グレーやブラックなど、無機質な色味を選ぶと都会的でスマートな印象に仕上がります。

見た目のデザイン性だけでなく、素材との調和が取れていると、より洗練された印象になります。

 

色は「素材」とセットで考えるのが成功のカギ

外壁の色選びは、見た目の好みだけで決めるものではありません。どの素材に、どの色を、どう塗るかによって、完成後の印象は大きく変わります。

 

色だけに注目するのではなく、外壁材の種類や質感、光の反射や汚れやすさといった「素材の性質」も一緒に考えることが、後悔のない色選びにつながります。

ぜひ今回の内容を参考にして、ご自宅の外壁に合った「素材と色のベストバランス」を見つけてみてください。

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