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外壁塗装の劣化症状とは?見逃せない9つのサインとその対処法

外壁材は、家を雨風や紫外線から守る大切な役割を担っています。
しかし、毎日自然の影響を受けているため、時間が経つと少しずつ劣化が進んでいきます。外壁の劣化をそのまま放置してしまうと、見た目が悪くなるだけでなく、家の内部にまで悪影響を及ぼし、建物の寿命を縮めてしまうことにもなりかねません。

そこで今回は、外壁塗装における9つの主な劣化症状について、それぞれの原因・放置によるリスク・適切な対処法をわかりやすく解説していきます。
これを読めば、外壁の変化に早めに気づき、塗装工事のベストなタイミングを見極めることができるようになります。

1.塗料の剥がれ

原因:
塗料の剥がれは、下地処理が不十分だった場合や、塗料がしっかり密着していない状態で施工された場合に起こりやすくなります。また、長年風雨にさらされたことで、塗膜自体が劣化し、自然に剥がれてしまうこともあります。

放置すると?
外壁材がむき出しになってしまうと、雨水や湿気が直接建物に染み込みやすくなります。その結果、内部の木材が腐ったり、カビが発生したりといった深刻な問題につながります。

対処法:
広範囲に剥がれが見られる場合は、再塗装が必要です。塗り直しの際には、下地処理を丁寧に行い、しっかり密着する塗料を選ぶことが大切です。

2.塗料の膨れ・浮き

原因:
下地が乾ききっていない状態で塗装を行ったり、高温多湿の環境下で施工した場合に、塗膜が浮き上がって膨れてしまうことがあります。また、経年により塗料と外壁との密着力が低下して起こるケースもあります。

放置すると?
膨れた塗膜の中には水分や空気が含まれており、やがて塗装が剥がれやすくなります。その結果、外壁の防水性が失われ、劣化が急速に進行する可能性があります。
対処法:
膨れている部分をしっかりと削り落とし、十分に乾燥させてから再塗装を行います。湿気の多い地域では、通気性の高い塗料を使うことも有効です。

3.チョーキング(白い粉)

原因:
塗装表面が紫外線や雨風の影響を受けると、塗料の中に含まれている顔料が劣化して粉状になり、手で触ると白い粉が付着するようになります。これが「チョーキング現象」です。

放置すると?
チョーキングは、塗膜の効果が薄れているサインなので、このままにしておくと、外壁が水を吸いやすくなり、ひび割れやカビの原因になります。

対処法:
この症状が見られたら、塗り替えのタイミングです。耐久性の高いラジカル塗料やフッ素塗料を選ぶことで、次回の劣化を防ぎやすくなります。

 

4.苔・カビの発生

原因:
北側や日陰など湿気の多い場所に生えやすいのが、苔やカビです。外壁の防水性が低下すると、雨水がしみ込みやすくなり、カビや苔の温床になります。

放置すると?
見た目の悪さはもちろん、苔やカビが根を張ることで外壁自体を傷めてしまう恐れがあります。湿気を好む害虫が寄りつく原因にもなります。

対処法:
高圧洗浄で苔やカビを除去し、防カビ・防藻性能のある塗料で再塗装を行いましょう。

 

5.汚れ・黒ずみ

原因:
排気ガス、ホコリ、雨だれなどが原因で、外壁に汚れや黒ずみが付着します。特に親水性や撥水性が低くなった塗膜は、汚れが残りやすくなります。

放置すると?
汚れは水分を引き寄せ、外壁の湿気が高くなります。その結果、カビの発生や塗膜の劣化を早めてしまいます。

対処法:
セルフクリーニング機能のある塗料を選ぶことで、雨水が汚れを自然に流してくれるようになり、美観を長く保てます。

 

6.ひび割れ(クラック)

原因:
地震や建物の動き、乾燥と収縮の繰り返しなどによって、外壁に細かいひびが入ることがあります。特にモルタル壁に多く見られます。

放置すると?
小さなひび割れでも、水が入り込むと建物内部の腐食やサビの原因になり、雨漏りを引き起こすこともあります。

対処法:
ヘアークラック(0.3mm未満の細いひび)でも見逃さず、補修材でしっかり埋めた後、塗装を施すことで再発を防ぎます。

 

7.色褪せ

原因:
長年紫外線を浴びることで、塗料の色素が分解され、色褪せていきます。特に濃い色の外壁は色の変化が目立ちやすいです。

放置すると?
色褪せは劣化の初期症状であるため、他のトラブルの前兆でもあります。見た目が古びて見えるだけでなく、塗膜の機能も低下している可能性があります。

対処法:
色褪せを防ぐには、耐候性の高い塗料を使うことが重要です。塗り替えの際は、10年以上耐久性のある塗料を選ぶと安心です。

 

8.サビの発生

原因:
鉄部や金属の手すり、庇(ひさし)などの塗装が劣化し、雨水などにさらされることでサビが発生します。

放置すると?
サビが進行すると金属の強度が低下し、部材そのものの交換が必要になることもあります。また、サビ汁が外壁に流れると、見た目も悪くなります。

対処法:
サビは早めにケレン(研磨)処理で落とし、サビ止め塗料を下塗りしたうえで再塗装を行うのが基本です。

 

9.シーリングの劣化

 

原因:
外壁の目地部分にあるシーリング材は、時間が経つと固くなったり、ひび割れたりして劣化します。特に紫外線の影響で劣化が早まります。

放置すると?
シーリングの隙間から水が侵入すると、外壁材や建物内部の腐食、雨漏りにつながる危険があります。

対処法:
劣化が見られた場合は、古いシーリングをすべて取り除いてから新しく打ち直す「打ち替え工法」が最も確実です。

 

外壁の劣化は、放っておくと修繕費用がかさむだけでなく、建物の寿命にも影響を与えます。
下記のような症状を見つけたら、塗装のタイミングかもしれません。

  • 手で触ると白い粉がつく
  • 外壁にひびが入っている
  • カビや苔が目立つ
  • 塗料が剥がれている
  • カビや苔が目立つ
  • シーリングが割れている

 

特に、築10年以上経過した建物は、無料劣化診断を受けることをおすすめします。

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