本日は、屋根の無機塗料についてご紹介いたします♪
先日の現場を例に分かりやすくご説明いたします🤗
■ 無機塗料とは?
無機塗料とは、ガラスやセラミックなどの無機物を主成分とする塗料です。
一般的なウレタン塗料やシリコン塗料が「有機塗料」であるのに対し、無機塗料は耐久性・耐候性に優れています。
■ 屋根に無機塗料を使うメリット
耐候性が高い:紫外線や雨風に非常に強く、15〜20年の耐久性が期待できる。
色あせしにくい:無機顔料により、退色やチョーキング(白化現象)が起こりにくい。
防汚性に優れる:表面がなめらかで汚れが付きにくく、雨で汚れが洗い流されやすい。
不燃性がある:セラミックなどを含み、燃えにくい特性がある。
■ 屋根の塗装工程
1. 下塗り塗装
下塗りは、塗装工程の最初の塗り工程であり、屋根材と上塗り塗料の密着性を高める重要な工程です。
他にも、屋根材への塗料の吸い込みを抑えて、中・上塗りを均一に仕上げるための吸い込み止めの役割もあります。
今回は、日本ペイントの遮熱塗料専用下塗りである「サーモアイシーラー」を使用しました。
遮熱効果が含まれる下塗り材であり、上塗り材の遮熱性能を最大限発揮できる専用下塗り材です🌞
2. 中塗り塗装
中塗りは、塗装工程の中間段階であり、最終的な耐久性・美観を左右する重要な工程です。
塗膜の厚みを確保し、吸い込みの少ない均一な下地を作ります。
今回は、日本ペイントの遮熱無機塗料である「グランセラベスト2液ファイン遮熱」を使用しました。
フッ素塗料を超える対候性と高い遮熱効果により、長期間に渡り屋根材を保護してくれます😊👍
3. 上塗り塗装
上塗りは塗装工程の最終仕上げにあたり、屋根の美観・耐久性・防水性を決定づける重要な工程です。
美観の仕上げ:色ムラをなくし、均一で艶のある外観を作る
耐候性・防水性の確保:中塗りと合わせて適切な塗膜厚を形成し、雨・紫外線から屋根を保護
上塗りには、中塗りと同様の「グランセラベスト2液ファイン遮熱」を塗り重ねています。
同じ塗料を重ね塗りすることで、塗膜に厚みを付けて、紫外線や雨風から屋根材を保護する強靭な塗膜を作ります😎
色については、落ち着きのある「ダークグレー」を使用しました。
壁色に合わせて、赤や青などの原色系、茶色や深緑などのアースカラー、何にでも合わせやすいグレー系など自由にお選びいただけます🌟
如何だったでしょうか?
昨今の温暖化により、対候性に優れる無機塗料の需要は増加しています。
一般的なシリコン塗料などと比べると多少コストアップしますが、長期的なライフコストで見るとむしろお得になります。
塗装工事の際は、是非ご検討されてみては如何でしょうか。
今回はアドバイザーの小林がご紹介いたしました。
また次回お会いいたしましょう。
お見積り・劣化診断等、全て無料で行っておりますので、是非お気軽にご利用ください。
また、お塗り替えをご検討中の皆様、お知り合いとご一緒に塗装工事をご検討中の皆様にもお得なキャンペーンをご用意しております。
どうぞ気軽にお問合せください。