ベランダ防水は住宅や建物の耐久性を保つために非常に重要です。
今回はベランダ防水の必要性や施工方法などを説明しようと思います😊
【ベランダ防水の必要性】
1. 雨水の浸入防止
ベランダは雨風に直接さらされる場所です。
防水処理が不十分だと、雨水が床面から建物内部に浸入し、以下のような被害を引き起こします。
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壁や天井の雨漏り
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木材の腐食やシロアリ被害
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カビや結露の原因
2. 建物の寿命を延ばす
雨水や湿気は、鉄筋やコンクリートを劣化させる要因です。
適切な防水処理によって、それらの劣化を防ぎ、建物の寿命を延ばすことができます。
3. 資産価値の維持
防水処理がされていない、または劣化している建物は、資産価値が下がる原因となります。
定期的な防水メンテナンスは、不動産価値を保つ上でも重要です。
4. 修繕費用の抑制
防水処理を怠ると、後々大規模な補修工事が必要になり、多額の修繕費がかかる場合があります。
早めの防水対策が、長期的にはコスト削減につながります。
【防水のメンテナンス時期】
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通常、10~15年を目安に防水層の点検・補修をするのが一般的です。
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劣化のサイン:ひび割れ、浮き、塗膜のはがれ、水たまりができる、カビなど。
【一般的な防水工法】
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ウレタン防水(塗膜型で柔軟性があり、施工しやすい)
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FRP防水(耐久性・耐水性が高く、戸建のベランダによく使われる)
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シート防水(主に大型建物や屋上向け)
中でもよく使用されるのが、ウレタン防水とFRP防水(トップコート塗装)になります。
ウレタン防水は適切な下地処理を行うことで様々な下地や複雑な形のベランダにも使用できます👍
FRP防水のトップコート塗装は、既存のFRP防水の劣化が軽微な場合にトップコート(保護塗料)のみ再塗装することで低コストで防水層を保護できます。
防水処理は「目に見えないけどとても重要な工事」です。
少しでも異変を感じたら、専門業者に点検してもらうことをオススメいたします😌
今回はアドバイザーの小林がご紹介いたしました。
また次回お会いいたしましょう。